アイリスオーヤマは、アース付きコンセントに差し込むだけで設置できる「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」を2026年8月21日より発売する。震度5強相当以上の揺れを検知すると主幹ブレーカーを遮断し、通電火災のリスクを低減する。
アイリスオーヤマは、アース付きコンセントに差し込むだけで設置できる「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」を2026年8月21日より発売する。本製品は、政府が通電火災対策として感震ブレーカーの普及を重要視している背景を受け開発された。産学官金民連携による防災共創コンソーシアム「Xross Innovation BOSAI」との連携から着想を得ている。
主な機能は、揺れを高精度で感知し、主幹ブレーカーを遮断することである。震度5強相当以上の揺れを検知すると分電盤の主幹ブレーカーが作動する。これにより、地震後に電力が復旧した際に配線や家電の損傷による火災リスクを抑制できる。また、家屋の傾きや停電直後の地震も検知対象に含まれる。
動作設定は4種類から選択可能だ。「震度5強/5秒で遮断」「震度5強/3分で遮断」「震度6弱/5秒で遮断」「震度6弱/3分で遮断」のいずれかを設定できる。木造密集地域や高齢者世帯など環境に応じて選べる。誤動作防止のため、設定震度の揺れが0.3秒以上継続し、かつ震度4相当以上の揺れが3秒以上続く場合に作動する。大型トラックの通過や工事などの振動では作動しないよう設計されている。
設置はアース付きコンセントへの挿入のみで済み、工事は不要である。自動傾き補正機能により電源投入後に重力方向を測定するため、角度調整の手間も省ける。ブザーとランプで遮断までの時間を通知し、避難準備を促す。型番は「IR-KB-B」で、参考価格はオープン価格となっている。
