ソニーは2026年10月9日に、スマートフォンで立体的な音声を記録できる空間オーディオマイクロホン「ECM-AX10」を発表しました。USB-Cで直接接続して使用するコンパクトなモデルで、撮影から編集までをスマートフォン上で完結させることが可能です。
空間オーディオ規格の認証を受けた新開発マイク
本製品は、空間オーディオのフォーマット「Eclipsa Audio」において、マイクロホンとして世界で初めて認証を受けています。4基の全指向性マイクユニットを搭載した新開発の球形マイクモジュールにより、空間全体の音響情報を収録する「アンビソニックス録音」に対応しました。これにより、撮影者がその場で感じた音の広がりや方向感、距離感を自然に記録できます。
用途に合わせて選べる3つの録音形式
録音形式は、使用環境に応じて3種類から選択可能です。専用アプリ「Spatial Audio Video Tool」で利用できる「アンビソニックス録音」のほか、ヘッドホン再生に最適化した「バイノーラル録音」と、最も汎用的な「ステレオ録音」に対応しています。バイノーラル録音はソニー独自の立体音響技術を用いることで、Eclipsa Audioに対応していない環境でも空間オーディオの再生が可能です。
スマホ一台で撮影からエクスポートまで
本体は長さ約116mm、重さ約24gと軽量で、USB-Cを通じてスマートフォンに直接接続して使用します。専用アプリを組み合わせることで、撮影だけでなく、録音した内容の確認や簡易的な編集、動画ファイルとしての書き出しまでをスマートフォン上で行えます。音質面については、ソニーPCL株式会社の音響エンジニアが協力し、チューニングが行われています。
