パナソニックは2026年9月28日に、新ナノイーX発生デバイス「ナノイーX(72兆)」を開発したと発表しました。除菌・脱臭成分であるOHラジカル量を大幅に増やすとともに、カビ抑制成分量も増加させています。
カビ抑制時間を従来の半分に短縮
今回の新デバイスは、従来の「ナノイーX(48兆)」と比較して、カビ抑制時間を1/2に短縮しました。除菌・脱臭成分であるOHラジカル量は、従来の「ナノイー」の4,800億個/秒に対し、150倍となる72兆個/秒まで高めています。
カビの生命機能を低下させる新メカニズム
抑制性能の向上には、カビ抑制成分量が増加していることも寄与しています。解析の結果、カビの細胞膜の損傷に加え、カビの生命活動や増殖に関わる内部タンパク質を変性させることを新たに確認しました。これらの作用が相乗的に働くことで、より効果的にカビの生命機能を低下させているとしています。
放電技術の進化による高濃度化
高濃度化を実現するため、放電回数を増やして生成領域を時間的にも拡大しています。さらに、電極先端で凝縮する水分量を増やし、高電圧の印加時間を延長しました。これにより、化学反応を促進させてカビ抑制に寄与する有効成分量の増加を実現しています。
