パナソニックは2026年9月2日に、グローバルシャッターMOSセンサーを搭載したハイエンドリモートカメラ「AW-UE200」および「AW-UER200」シリーズを開発したと発表しました。リモートカメラとして初めてグローバルシャッター方式を採用しており、動きの速い被写体や照明演出のある現場での撮影を強化しています。
歪みを抑えた高精度な映像表現
本シリーズは、1インチ以上のMOSセンサーを搭載した映像制作用リモートカメラとして、初めてグローバルシャッター方式を採用しています。これにより、スポーツ中継などの高速に動く被写体や、LEDウォールを用いたバーチャルプロダクション、照明演出が激しいライブイベントにおいて、歪みの少ない自然な映像を実現します。さらに、5Kオーバーサンプリングにより、被写体の質感や輪郭を細部まで描写する高解像な4K映像を提供します。
多彩なニーズに応える2つのラインアップ
製品は、標準モデルの「AW-UE200」シリーズと、ロール機構を搭載した「AW-UER200」シリーズの2種類が展開されます。標準モデルは、最高速度400 deg/sのパン・チルト機構により、スピード感のあるシーンでも被写体に即座に追従します。一方、ロール機構を備えたシリーズは、斜め天井などの環境でも自由な構図での撮影が可能で、16:9と9:16の映像を同時に出力できるため、SNS向けの縦型映像制作にも対応しています。
柔軟な運用を支える拡張性
上位モデルの「AW-UE210W/K」および「AW-UER210W/K」は、SMPTE ST 2110とDante®に対応しています。これにより、4K非圧縮映像出力や音声伝送を含む、柔軟なIP運用が可能です。また、将来的にハイフレームレート(120 fpsおよび180 fps)のHDハイスピード撮影にも対応する予定としています。
発売時期について
AW-UE200シリーズは2027年2月に、AW-UER200シリーズは2027年度第1四半期にそれぞれ発売される予定です。カラーバリエーションは、パールホワイトとブラックの2色が用意されています。
