パナソニック エレクトリックワークスとT2は、高速道路の既存照明設備を用いた自動運転トラックの実証を実施した。夜間走行における白線の認識距離が2倍以上に向上する結果を得た。両社は協調による安全性向上を検証し、2030年代の実装を目指す。
パナソニック エレクトリックワークスとT2は、国内初となる自動運転トラックと道路照明設備の連携実証を行った。この取り組みは、ドライバー不足に対応するレベル4自動運転トラックの商用運行を2027年度以降に目指すT2の計画に沿ったものだ。
実証では既存の高速道路照明を用い、センサーの認識に適した明るさに独自調整した。その結果、夜間の白線認識距離が2倍を超えて向上したことが確認された。自動運転車両はカメラや各種センサーで周辺を認識するが、照明との協調により走行安全性が高まると期待される。
両社は今回の結果を受け、さらに検証を深める方針だ。パナソニック エレクトリックワークスは路車協調システム用のセンサーを一体化させた新規照明設備を開発し、2030年代の高速道路への実装を目指す。低位置型にすることで施工や維持管理の効率化を図り、得られたデータの利活用にもつなげる計画だ。
このように道路照明設備を基軸としたデジタルインフラ化により、自動運転トラックの本格的な普及を支える基盤作りが進められることになる。
