Googleは2026年8月12日、スマートウォッチ「Pixel Watch 5」を発表した。Gemini Intelligenceによる先回りサポートや、環境を問わず高精度なGPSルート追跡機能を搭載し、健康管理の新たな基準を示す。
AIが先回りする操作性
Google Pixel Watch 5は、バックグラウンドで静かに動作し、必要なタイミングで情報を提示する「At a Glance」機能に対応予定だ。空港での搭乗券表示や通勤時の停車駅数など、状況に応じた動的な最新情報をウォッチフェイスに直接届ける。
Gemini Intelligenceの強化も目立つ。手首を上げて話す操作がスムーズになり、ワークアウト開始や予約確認などを直接行える。複数のステップを要するタスクも、プロアクティブな提案によりワンタップで完了できる可能性がある。例えば、家族との夕食時間を聞く質問に対し、連絡先から自動で情報を見つけ出す仕組みだ。
これらの処理を支えるのは、Qualcomm Snapdragon W5 Gen 2 Accelerated プロセッサを搭載した新ハードウェアだ。RAMの増量とCPUパフォーマンス向上により、処理速度が向上し、瞬時の分析やアクション実行を実現する。
GPS精度の飛躍的向上とヘルスケア
GPSルート追跡の精度は前世代比2倍となった。高層ビル街や森林など困難な環境でも正確な位置情報を提供する。3D建物モデルによる衛星信号の伝播経路追跡と、リアルタイムの気象観測ネットワーク連携による大気補正がその背景にある。
フィットネス機能では、ステップバイステップのガイド付き筋力トレーニングに対応予定だ。セット数や休憩時間を管理しながら、重量や回数記録も可能になる。Google Health コーチが目標に合わせたカスタムプランを作成し、睡眠や心拍変動などの回復指標を分析して適切な運動提案を行う。
睡眠トラッキングでは検知精度が向上し、オーディオブックの自動一時停止機能やスマートアラームを搭載した。また、Health Foundation Models を基盤とした月次トレンドサマリーにより、代謝や呼吸器、循環器の変化を早期に可視化する。
デザインと販売情報
3,000ニトのドーム型Actua 360ディスプレイを採用し、新ウォッチフェイスや11種類のコンプリケーションスタイルを追加した。筐体はパイライト製となり、Fog や Olive など新色をラインアップする。バッテリー駆動時間は41mmモデルで最大40時間、45mmモデルで最大30時間だ。
日本では8月12日よりオンライン予約を開始し、8月20日に発売される。価格帯は62,800円から79,800円(LTE モデル)まで展開される。
