ロボット園芸機器大手のMammotionは2026年3月30日、従来の基地局不要で高精度測位を実現する「Network RTK」技術を搭載したロボット刈払機のサービスを提供すると発表した。同サービスには4G通信料金が製品寿命期間中無料に含まれる。
Mammotionはこのほど、既存のRTK技術が抱える課題を解決するため、「Network RTK」と呼ばれる新しい測位システムをロボット刈払機に導入したと説明している。
従来のRTKは、ユーザー宅に設置する基地局からの電波で位置補正を行う方式である。このため基地局と刈払機の距離や障害物による信号の遮断、そして気象条件の影響を受けやすいという弱点があった。
これに対しNetwork RTKは、地域全体に点在する複数の観測所から得られたデータを中央サーバーが処理し、刈払機に補正データを送信する方式だ。専用アンテナの設置や配線工事が不要になり、4GまたはWi-Fi経由で通信を行うだけで高精度な測位が可能になる。
同サービス「Mammotion iNavi Service」では、刈払機の直進性を98%まで高めるとしている。これにより信号が弱くてもコースから外れにくくなり、整った芝生を維持できると説明されている。
2026年モデルのLUBA 3 AWDシリーズやLUBA mini 2 AWD、YUKA mini 2などが対象機種として挙げられている。サービス提供地域は欧州各地で、対応可能なエリアは公式ページで確認できるという。
