Qualcomm傘下のArduinoは2026年8月25日、Dragonwing IQ8シリーズ搭載のAI開発ボード「VENTUNO Q」の予約販売を開始した。センサーデータをデバイス上で解釈し、物理的に応答する機械の実現を目指す。
Arduinoが発表したVENTUNO Qは、Qualcomm Dragonwing IQ8 SeriesプロセッサとSTM32H5マイコンを備えたデュアルブレン構成を採用している。
Dragonwing IQ-8275プロセッサーは40 TOPSのAI演算性能を提供し、16 GBのLPDDR5メモリと64 GBのeMMCストレージを搭載する。これにより、センサーデータをデバイス上で処理し、オフラインで即時に物理的な反応を引き起こすことが可能になる。
Arduino App Labを通じて、ユーザーはLLMやVLMなどのAIモデルを簡単に実行できる。Hugging Faceから独自のモデルを持ってきたり、Edge Impulseを使用してカスタムモデルをトレーニングしたりすることも可能だ。Ubuntuがプリインストールされており、VS Codeなどのツールも利用できる。
このプラットフォームはロボット工学や産業用エッジAI、スマートシティなど多様な用途に対応している。設計が商業展開の準備ができている場合、SECOやToradexなどのパートナーから同じDragonwing IQ8プロセッサーを搭載したSOM(システムオンモジュール)が提供される。
VENTUNO QはArduino StoreおよびDigiKey、Mouserなどの公式配布パートナーを通じて予約販売が始まっている。IFA 2026ではQualcommのブースで展示されている。
