Googleは2026年9月2日に、Pixel Watch 5を対象としたWear OS 7へのアップデートを開始しました。このアップデートにより、AI機能であるGeminiのパーソナライズ化や、操作性の向上が図られます。
Geminiによるパーソナライズと高度な提案
今回のアップデートでは、AI機能のGeminiが強化されます。過去の会話や、連携しているGmail、カレンダー、YouTubeなどのGoogleアプリから学習し、個々のユーザーに合わせた回答を提供します。例えば、カレンダーの予定確認やメール内の追跡番号の検索といった操作が、よりスムーズに行えるようになります。
また、Geminiが複雑なタスクをワンタップの操作に変換する「Proactive suggestions」が導入されます。メッセージの内容から予定を察知し、カレンダーから情報を探して手元に表示するといった、先回りした提案が可能になります。さらに、デバイス上のAIを活用した「Offline Gemini」により、オフライン状態でもタイマー設定やワークアウトの開始といった基本操作を低遅延で行えます。
操作性とトラッキング精度の向上
ジェスチャー操作の範囲が大幅に拡大します。ウォッチフェイスからダブルピンチ(指を2回つまむ動作)を行うだけで、通知センターの表示や、Walletアプリ内でのカード送り、Googleマップの表示切り替えなどが可能です。また、手首を回す動作を共通の「戻る」操作として利用できるようになります。
アクティビティの記録に関する改善も含まれます。ランニングやサイクリングなどのセッション後にGoogle Healthアプリに表示されるルートマップにおいて、GPSによる経路追跡の精度が大幅に向上しました。なお、Geminiの高度な機能を利用するには、Pixel 11とのペアリングが必要です。
