株式会社jig.jpは、2026年9月18日に、スマート眼鏡「SABERA」を用いた舞台鑑賞のサポートを実施したと発表しました。2026年8月2日と3日に東京国際フォーラムで開催されたミュージカル『ピーター・パン』の手話付き公演において、新たな字幕表示の選択肢として活用されました。
視線を舞台から外さずに字幕を確認
今回の取り組みでは、従来のタブレット端末による字幕表示に加え、スマート眼鏡「SABERA」を導入しました。これにより、観客は舞台上の役者の表情や手話に視線を向けたまま、現実の視野に重ねて表示される字幕を同時に追うことができます。
従来のタブレットを用いた手法では、舞台と手元の端末との間で視線を移動させる必要があり、細かな演出を捉えにくいという課題がありました。スマート眼鏡を活用することで、舞台と字幕を同一の視界に収めるハンズフリーな鑑賞体験が可能になります。
実演ではリアルタイム字幕と連携
公演では、Palabra株式会社が運営するリアルタイム字幕配信システム「UDCast LIVE」と「SABERA」を連携させました。一部の来場者がこのシステムを利用し、グラス上に配信される字幕を表示させることで、舞台・手話・字幕を同時に楽しめる環境が提供されました。
今後の展開と技術の活用
同社は今後、演劇や音楽ライブ、イベントなどの各種ステージコンテンツにおいて、この字幕サポートの導入を進めるとしています。また、映画館での字幕鑑賞に向けた開発も推進し、多様なシーンで「SABERA」を活用した文化芸術の鑑賞支援を目指しています。
