NVIDIAは2026年10月28日、開発者やクリエイター、ゲーマー向けに設計されたノートPC「RTX Spark」を発表しました。Blackwell GPUとGrace CPUを統合したスーパーチップを搭載し、ローカル環境での高度なAI処理を可能にします。
高性能なスーパーチップを搭載したノートPC
RTX SparkノートPCは、NVIDIA Blackwell RTX GPUとNVIDIA Grace CPUを一つのスーパーチップに統合したシステムです。最大128GBのユニファイドメモリを備え、最大1ペタフロップスのFP4 AIパフォーマンスを実現しています。これにより、デスクトップ級のAI処理能力を、薄型軽量なWindowsノートPCで提供します。
RTX SparkノートPCは、ASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft、MSIから販売が開始されており、価格は2,599ドルからとなっています。128GB構成のモデルもラインナップに含まれます。
AI開発と作業効率を支える最新技術
音声の文字起こしや翻訳、話者特定を一つのモデルで行える「NVIDIA Nemotron 3.5 Transcribe」が、RTX Sparkで利用可能です。このモデルは、約43億個の有効パラメータを持ち、従来のオープンウェイトモデルと比較して80%少ないリソースで動作するため、ローカル環境での実用性を高めています。
また、NVIDIA Appを通じてGPUリソースの管理が可能になりました。フォアグラウンドで実行中のアプリを優先するか、バックグラウンドで動作するAIエージェントにリソースを割り当てるかを、ユーザーが選択できます。さらに、Liquid AIのLFM3ファミリーへのネイティブサポートにより、ローカルでの高度なワークフローも支援します。
