Ouraは2026年6月16日、指先の光電式容積脈波(PPG)信号を用いた健康科学の最新知見を発表した。同社はスマートリングの生体信号解析により、高血圧のパターンや睡眠中の血圧変動、睡眠時無呼吸の可能性を推定するアルゴリズムの開発状況を共有している。
Ouraは2026年6月16日、指先の光電式容積脈波(PPG)信号を用いた健康科学の最新知見を発表した。同社はスマートリングの生体信号解析により、高血圧のパターンや睡眠中の血圧変動、睡眠時無呼吸の可能性を推定するアルゴリズムの開発状況を共有している。
Ouraは、指先が人体で最も情報豊富な部位の一つであり、Oura Ringに内蔵されたPPGセンサーが動脈の脈波を連続的に捉えていると説明している。この信号には心血管および呼吸器の健康に関する詳細な情報が含まれているという。
開発中のアルゴリズムは、高血圧の検出において感度62%、特異度91%を示した。これは、高血圧を自己申告する参加者の62%が正しく識別され、既知の高血圧でない個人について研究当時91%が正しく分類されたことを意味する。
また、睡眠中の血圧低下パターン(ディッパー/ノンディッパー)の分類では、感度84%、特異度69%を達成した。このアルゴリズムは、臨床的に使用される24時間血圧モニタリングに匹敵する非侵襲的な心血管リスクパターンの同定手段となり得ると位置づけられている。
睡眠時無呼吸の推定においても、感度76%、特異度89%の結果が得られた。これは、中等症〜重度の睡眠時無呼吸を有する参加者の76%が正しく識別され、軽症または無症状の参加者の89%が正しく分類されたことを示している。
Ouraはこれらの発見について、継続的な科学研究の一環として科学的研究の普及を目的に共有していると明記した。Oura Ringおよびアプリ内の機能は医療機器ではなく、疾病の診断や治療を目的としたものではないとしている。
