Sennheiser Groupは2026年8月24日、IBC 2026にて放送ワークフロー全体を支える統合的な音声ソリューションを紹介する。Sennheiser、Neumann、SoundBaseの技術を活用し、録音から配信用までの一連のプロセスをカバーする展示を行う。
Specteraエコシステムの新製品と制御機能
Sennheiser Groupは、フィールドおよびスタジオ向けに設計されたワイヤレスワークフローの最新事例を展示する。中心となるのは双方向広帯域ワイヤレスエコシステム「Spectera」である。
9月中旬に商業販売が開始される新製品のハンドヘルドマイク「Spectera SKM」が登場し、コアエコシステムの完成を宣言する。同機はSennheiserの音質とSpecteraプラットフォームの柔軟性を併せ持つ。また10月からはAES 67対応のBase Station ZMANが提供される予定だ。
アーティストやスピーカーが音声ルーティングを直接制御できる「Spectera Command」機能も実証する。SKMハンドヘルド用コマンドリングと、SEKボディパック用のコマンドボタンとして10月から利用可能となる。
Neumann製スタジオモニターとキャプセルヘッド
Neumannブランドからは、放送や没入型音声ワークフロー向けの最新スタジオモニターの独占先行公開が行われる。高精度な再生性能を追求したモデルで、ライブデモンストレーションも実施する。
さらにSennheiserのワイヤレスシステム用としてKK 104 A(カーディオイド)とKK 105 A(スーパーカーディオイド)という2つの新キャプセルヘッドを発表する。ハンドリングノイズの抑制向上と洗練されたデザインが特徴だ。
ワークフロー全体をカバーする統合デモ
展示ブースでは、SMPTE 2110やDanteなどの規格に基づく放送インテグレーションも重視している。MKHシリーズコンデンサーマイクやEW-DXシステムで録音した信号をMerging Technologiesのインターフェース経由で処理し、NeumannモニターやHD 480 PRO/490 PROヘッドホンで確認する一連の流れを実演する。
Ovation playoutおよびPyramix DAWによる音声補強技術も展示され、制作効率と信頼性の向上を示す。
