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パナソニック、ロードとエンジンノイズを統合制御する新型ANCシステム

画像:アクティブノイズコントロール(ANC)イメージ

https://news.panasonic.com/uploads/tmg_block_page_image/file/40144/jn260803-1-2.jpg

パナソニック オートモーティブシステムズは、ロードノイズとエンジンノイズの両方を1つのシステムで制御する統合型アクティブノイズキャンセリング(ANC)技術を発表した。独自開発の信号処理アルゴリズムにより、車内の騒音を効果的に低減し、音楽や会話をクリアに聴くことを可能にする。

パナソニック オートモーティブシステムズは、車両各所に搭載された加速度センサーで振動を検知し、独自に開発した信号処理アルゴリズムで車内の騒音を予測・演算する統合型ANCを公開した。この技術では、ロードノイズとエンジンノイズから発生する広帯域の騒音を同一システムで制御することが可能になる。

従来の方式は主に200Hz以下の低周波数帯域を対象としていたが、本技術は加速度センサーを活用した制御系と車載オーディオシステムを統合的に用いる。路面状態や走行状態の変化にも追従し、高精度なリアルタイム制御による安定したノイズ低減性能を実現する。また、ロードノイズやエンジンノイズに起因しない音声は低減対象としないため、車内の音楽や会話、通話をクリアに聞くことができる。

さらに、車両ごとの特性を踏まえた高精度なチューニング技術も備える。エンジニアが車両開発初期段階から参画し、音響特性や車体振動特性などを総合的に解析する。これにより、あらゆる走行環境においても安定した性能を発揮するノイズ低減制御を実現し、設計自由度の拡大にも貢献するとされている。

パナソニック オートモーティブシステムズは、国内外の自動車メーカー5社以上・60車種以上にANCを採用しており、車内空間の「移ごこち」の向上に貢献してきた。2027年4月1日には社名を「モビテラ株式会社」に変更する予定である。

詳細な仕様や搭載車両などの情報は、リリース元の発表資料を参照のこと。

発表元: https://news.panasonic.com/jp/press/jn260803-1