Sennheiserは2026年9月10日に、広帯域ワイヤレスエコシステム「Spectera」に対応したハンドマイク「Spectera SKM」の出荷を開始したと発表しました。プロフェッショナルなライブパフォーマンスや放送現場向けに設計されており、高度な管理機能と低遅延な音声伝送を提供します。
遠隔での管理と低遅延な伝送を実現
Spectera SKMは、WMAS技術を活用することで、従来のワイヤレスシステムにおける周波数割り当ての複雑さを軽減します。エンジニアは、個別の受信チャンネルを追加して周波数を調整する手間を省き、広帯域な環境下でデバイスを簡単に追加できるようになります。これにより、電波環境が厳しい場所での運用が容易になります。
音声伝送の遅延は1.0ms以下という極めて低い値を実現しています。また、ベースステーションとの双方向通信により、バッテリー残量や信号強度、音声レベルなどの状態をリアルタイムで監視できます。さらに、ゲインやハイパスフィルターの設定を遠隔で行うことも可能です。
高い互換性と堅牢な設計
本製品はUHF帯と1.4GHz帯の2つのバージョンが用意されています。筐体には堅牢なメタル素材を採用し、AES-256による暗号化にも対応しています。バッテリーには、ボディパック型のSpectera SEKと共通の充電式バッテリー「BA 70」または「BA 70 2.2」を使用します。
マイクカプセルについては、Sennheiser製品に加え、Neumannの新しい「KK 104 A」や「KK 105 A」にも対応しています。これにより、用途や演者の声のスタイルに合わせた柔軟な組み合わせが可能です。
